初めて内覧希望の連絡が・・・
わが家にはじめて内覧希望の連絡が来たのは、
家を売り出してから一週間後のことでした。
不動産屋との契約についての話はこちら⇩
その時の不動産屋との電話はこんな感じでした。
「早速、内覧希望の申込が2件入りましたよ。
HPの物件アクセス数もトップです!
1組目の方が来週の土曜日をご希望されておりますが、ご都合いかがでしょうか。
時間はいつでも構いませんとのことです。」
私
「そうですか!!ありがとうございます。
来週の土曜日は大丈夫です!では11:00でお願いいたします!」
岡田さん
「承知いたしました。
2組目の方は、再来週の土曜日をご希望されています。
こちらもお時間はいつでも構いませんとのことです。」
私
「再来週の土曜日、かしこまりました。
ではこちらも11時でお願いいたします。」
当時は一刻も早くこの家から出ていきたかったので、
「売れる可能性が少しでもあるなら」と、
基本的には、向こうが希望している日を優先してスケジュールを組むようにしていました。
電話ではほかにも、
当日内覧に来る予定の人数や、
当日用意しておいた方が良いものなどを聞きました。
スリッパなどは不動産会社が人数分持ってきてくれるとのことで、
こちらがあらかじめ準備しておく必要はありませんでした。
「水回り設備や建物の仕様などで、
アピールできるものがあれば資料を用意しておいてください」と言われたので、
当日は、わが家の水回り設備のカタログを一通り用意して、
ダイニングの机に並べておきました。
といっても、
目立った機能があるようなグレードの高い設備というわけではなかったので、
「果たしてこれがアピールになるのか・・・」なんて思っていましたが、
意外にも内覧者の方たちからは喜ばれました。
設備も年々進化していますから、
賃貸に備わっているような古い設備と比べれば、
最新の設備というだけでも、格段に良いものになっているんでしょうね。
ドキドキの初内覧日
ついに迎えた初めての内覧日。
内覧者は、
私と同年代の20代後半のご夫婦2人と、
5歳の女の子、2歳の男の子の4人家族でした。
内覧には、
私の不動産担当者の岡田さんと、内覧者側の不動産担当者も合わせて、
計6人がわが家を訪れることになりました。
前日に大掃除をしたにも関わらず、
当日も、約束の時間ギリギリまで掃除していました。
それと、家の前の道路の確認!!
売り始めの頃は、
『内覧の時に道路族が出てきませんように…』と、
強く強く願っていましたからね。。。(内覧の回数を重ねるごとに腹が据わってきて、あまり気にすることはなくなっていきましたが…)
記念すべき初内覧の日は、
早朝こそ数人の道路族がサッカーをしていましたが、
約束の11時頃には運よく、道路族たちが出てきませんでした。
はじめての内覧者がやってきた
内覧者たちは、約束の時間ピッタリにやってきました。
玄関を開けるとそこには、
穏やかな雰囲気で感じの良いご夫婦と、
奥様と手をつないでニコニコしている上のお姉ちゃんが立っていました。
私
「こんにちは!本日はよろしくお願いします。どうぞ中へ^^」
内覧者
「本日はよろしくお願いします。お邪魔します。」
内覧者たちが家に入るまでの間も、
道路族や近隣住民と出くわさないかドキドキしていた私は、
挨拶もそこそこに、内覧者たちを家の中へ招きました。
何事もなく家に入ってくれると思っていたのですが・・・
ふと奥様の足元を見ると、
奥様の後ろに隠れていた下の男の子が入るのをぐずっていたのです!
玄関前で、
ぐずって泣きじゃくる男の子とご夫婦の攻防戦は数分続きました。
そのときは内心、
『頼む、とりあえず中に入ってくれ~~(汗”』
という思いでいっぱいでした^^;
今思えば、
周りにいる大人たちが緊張した表情で、
そのうえ知らないお宅にお邪魔するなんて、
2歳の子にしてみれば怖かったに違いありませんね。
初内覧の手ごたえは・・・
初内覧の手ごたえはというと・・・
全くありませんでした。
と言いますのも、
内覧時間はわずか5分ほど!!!((正確に言うと5分もなかった気がする))
そんな短時間の内覧で、購入を決めてくれるとは到底思えません。
わずか5分の内覧の様子
内覧者のご夫婦は、
初っ端からとても緊張している様子でした。
私が傍にいたら家の中をゆっくり見れないだろう・・・と思い、
「どこを開けてもらっても構わないので、自由に見てくださいね」と伝え、
適度に離れた距離を保ちながら一同に付いてまわりました。
しかしながら、
そんな配慮もあまり意味はなく、
ご夫婦はずっと緊張したままです。
シューズクロークやキッチン、その他の収納等は一切空けることもなく、
お風呂や寝室も、私に悪いと思ったのかスルーしようとしたので、
不動産屋さんと私で「どうぞ見てください」と促したりもしました。
そんなこんなで、
疾風のごとく各部屋の見学を終えていきます。
そしてあっという間に、内覧は終わっていました。
こちらが申し訳なるくらいに、終始気を使われていました。
後から聞いた話だと、
このご夫婦は今回が初内覧だったようで、
どう見て回ったらいいか分からなかったようです。
確かに、
初内覧が居住中の家ってかなりハードル高いですよね・・・
とまあこんな感じで、
初めての内覧はあっけなく終わってしまったのです。
おそらく玄関前での攻防戦の方が長かったような気がします。