【購入申し込み⑤】前田さん一家の決断はいかに!?契約を渋った理由

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とげまるこ

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前田さん一家の返事はいかに

購入の申込みをしたにもかかわらず契約を渋る前田さん一家に対してわが家は、
契約する気が本当にあるのか今日中にはっきりとした答えを出して欲しい旨を伝えました。
前回の話はこちら⇩

【購入申し込み④】延期された契約日にわが家がくだした決断
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それから5、6時間後の日も暮れたころ、
ようやく前田さん一家から返事がありました。

岡田さん「前田さんが辞退されるとのことです。

もうなんとなく覚悟はしていたので、
あまりショックは受けませんでした。
どちらかといえば、これできっぱり後藤さん一家と話を進められるといった清々しい気持ちでした。

詳しく理由を聞いてみると、
お母さまがもともと家を購入すること自体に反対だったらしく、
お母さまを説得することが出来なかったとのこと。

そのお母さまご同行の内覧エピソードはこちら⇩

【購入申し込み③】喜びも束の間!購入者決定後もまだまだ終わらないわが家の売却活動
契約日目前で一本の連絡が・・・前田さん一家のローンの事前審査も通り、予定した契約日まであと1週間に迫った頃、岡田さんから一本の電話が入りました。「前田さん一家から、もう一度だけお家の中を見せてほしいと言われています。」と…どうやら、早く家具...

それを聞いて私は、

購入できるかどうか曖昧なまま申し込みをしたこと、
同時申込みがあったことを知っておきながら、お母さまに反対されているという事情をこちらに伝えずに一番手の優先権を得た前田さん一家に対して憤りを感じました。

わが家はこのとき、当然のように、
前田さん一家が今の今までこの事情をひた隠しにしてここまで話を進めてきたのだと思っていたのです。

しかしながら、
のちに岡田さんからの話で、
前田さん一家が事情を隠していた訳ではなかったということが判明します。

共同仲介によって隠された真実

のちに岡田さんからの話で、実は前田さん一家は事情を隠していたわけではなかったことが判明しました。
では、岡田さんが隠していたのか?といえばそれも違います。

この仲介には、実はもう一人の人物が関わっていました。

わが家の媒介契約について

もう一人の人物を話すにあたって、
わが家の媒介契約事情について簡単に説明しておくと、
わが家は、2社の不動産会社と一般媒介契約をしていました。(正確に言うと、3カ月の売却活動の内、最初の2カ月は専任媒介契約、最後の1か月は一般媒介契約です。)

一社が地元に根付いた不動産会社で担当者は岡田さん(前田さん一家を紹介してくれた不動産)
もう一社は、全国展開している不動産会社のフランチャイズで担当者は長谷川さんです(後藤さん一家を紹介してくれた不動産)

わが家の媒介契約事情について詳しく書いた記事はこちら⇩

一般媒介と専任媒介どっちが良い?両方経験したわが家おすすめの契約媒体は?
わが家が家の売却をするにあたって悩んだことのひとつに、不動産会社との媒介契約の種類をどれにするかということがありました。媒介契約とは、家を売り出す際に不動産会社と締結する契約のことです。この契約を交わすことで、不動産会社に家の売却活動を行っ...

前田さん一家の本当の担当者は・・・

仲介といえば真っ先に下記の構図を思い描く方が多いと思います。

これは、わが家と媒介契約を結んだ不動産会社が、自社で買主を見つけてきた場合の構図です。
これを単独仲介と言います。
この場合だと、わが家も前田さん一家も、岡田さんを通してやり取りが進みます。

しかし、今回前田さん一家は共同仲介によって紹介してもらったお客様でした。
共同仲介とは、売り手側と買い手側に不動産会社が1社ずつ入り仲介する取引方法です。
構図を描くとこんな感じ!

わが家と媒介契約を交わしていない不動産会社(上図でいうと不動産会社2)が、
わが家を内覧したいまたは購入したいという人(今回でいうと前田さん一家)を見つけてきて、
わが家を販売している不動産会社(今回で言うと岡田さん)と連携して契約をとる形です。

なので、
わが家は岡田さん(売主側の仲介)を通して、
前田さん一家は不動産会社2(買主側の仲介)を通してやり取りが行われていました。
そのため岡田さんは、不動産会社2の担当者を通して間接的にしか前田さん一家の意向を知りませんでした。
その不動産会社2の担当者こそ、上記で話したもう一人の人物です。

若手営業マンの強引な営業スタイル

ここで、不動産会社2の担当者を若井君(仮名)とします。

若井君はその名の通り若く(20代半ばくらい)、不動産業界に入って経験の浅い方でした。(内覧エピソードの記事では若井君の存在は省略していますが、前田さん一家の2回の内覧のどちらにも、若井君はわが家にきていました。)

岡田さんは、この若井君を通して間接的に前田さん一家の意向を聞いていたわけですが・・・

岡田さんいわく、
若井くんが、前田さん一家の意向を歪曲して岡田さんに伝えていたようなんです。

このことは、
再内覧が終わった後、岡田さんが若井君に

「部屋の寸法を測るための再内覧だったはず。お母さまが来られることは聞いてなかったし、あの雰囲気はなんだ。どういうことか説明して。」といった感じで問い詰めたことから判明したようです。

どうやら前田さん一家は、事前に上記の事情を若井君には伝えていたようで、
若井君が契約を取りたいがために、
前田さんご夫婦をうまいこと促して、こちらには不都合な事情を伝えずに話を無理やり進めようとした結果がこれだったようです。

どうやって言葉巧みに前田さん一家を促したのか詳しくは聞けなかったのですが、
とにかく、若井君が仲介することで、
前田さん一家の本当の意向が岡田さんに伝わってなかったということらしいです。

どこまでが本当なのか定かではないですが、
再内覧でお母さまが登場したときのリアクション的に、
岡田さんが事情を知らなかったのは本当だったと思うし、
なにより、若井君の話をしていた岡田さんの怒り具合が半端なく怖かったので本当なんだろうな・・・と思っています;

紆余曲折あり話が長くなってしまいましたが、前田さん一家とのお話はここまでです。
次回から、後藤さん一家とのお話になります。
果たして、後藤さん一家との交渉はうまくいくのでしょうか!

次のおはなしはこちら⇩

【契約成立】ついに念願の契約成立!不動産は縁・運・タイミング!
購入権が回ってきた後藤さん一家の反応は・・・前田さん一家との契約があえなく破談となったわが家は、2番手として待っていてくれた後藤さん一家と話を進めていくことになりました。長谷川さんからは、「後藤さんが大変喜んでおられます。事前のローン審査も...
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