購入権が回ってきた後藤さん一家の反応は・・・
前田さん一家との契約があえなく破談となったわが家は、
2番手として待っていてくれた後藤さん一家と話を進めていくことになりました。
長谷川さんからは、
「後藤さんが大変喜んでおられます。事前のローン審査も済んでいて、準備万全です!」
と、
とてもありがたい言葉をもらいましたが、
前田さん一家との一件もあり、
契約が成立するまでは過度の期待をしないでいようと心に決めていました。
そんな私の心配をよそに、
後藤さん一家との交渉は驚くほどスムーズに進みました。
あっという間に契約日
契約日を迎えるまでは、
長谷川さんからの連絡があるたびに、
「契約キャンセルの連絡だったらどうしよう…」とヒヤヒヤしていました。
しかし、今回はそれも全くの取り越し苦労だったようで、
気づけば、契約日の前日には手付金が振り込まれ、すんなりと契約日当日を迎えていました。
契約当日の流れ
今回の仲介方法は、前田さん一家のときとは違い単独仲介によるもので、
長谷川さん1人が、わが家と後藤さん一家の双方を担当するかたちです。
単独仲介について詳しく記載しているページはこちら⇩
契約場所は、長谷川さんの不動産会社です。
後藤さんはお子様をご両親に預けてきたようで、
当日は、
後藤さんご夫妻と長谷川さん、長谷川さんの部下の方と、わが家(夫・わたし)の6名が集まりました。
私が後藤さんご夫妻に会うのは内覧時以来の2回目でしたが、夫はこの日が初めてです。
改めて顔合わせを行い、お互いに挨拶を交わしました。
それからは、
長谷川さんの部下の方が読む重要事項説明を淡々と聞いて、
長谷川さんが提示した書類に、わが家も後藤さん一家も、ひたすらサインと印鑑を押印していきました。
そして、
あれよあれよという間に、
売買契約が成立したのです。
不動産売買は『ご縁』
契約が成立した瞬間は、
喜びや嬉しさといった感情より先に、
“意外とあっけない“というのが率直な感想でした。
というのも、
ここまでくるのに紆余曲折あったせいか、
後藤さん一家との取引に対しても、
「そう上手く話が進んでいくはずがない!」という気持ちが常にどこかにあったんです。
それなのに、トントン拍子にことが進み、
何事もなく契約が成立したので、
「あれ?こんなに簡単に終わっていいの?」みたいな戸惑いがあったんだと思います。
今となっては、
本当に後藤さん一家とご縁があったから、とても円滑に話が進んだのだと、しみじみ思います。
最初こそ、
前田さん一家に振り回されたような気もしていましたが、
前田さん一家が購入することを宣言してくれたことが、
後藤さん一家の購入の申し込みを後押ししてくれたようにも思います。
そして、前田さん一家との交渉期間中に、
後藤さん一家が他で気に入った物件に出会わなかったことも、とても運が良かったなと思います。
家の売買は、タイミングや運、ご縁の要素が強いとよく聞きますが、
今回マイホーム売却の経験をして、本当にそのとおりだなと強く感じました。
そんなこんなで、
とてもとても長く感じた3ヶ月間の売却活動は、
後藤さん一家とのご縁により、ようやく幕を閉じました。
購入申し込みから契約成立までのお話は、ここまでになります。
このあと、
後藤さん一家は難なくローンの本審査にとおり、
ついに、わが家念願の引越しに向けての準備が始まっていきます。
引越や家の引き渡しについてのエピソードは、怒涛の引越し編にて投稿しています!
続きが気になる方は、ぜひご覧ください⇩