警察への通報で道路族行為はおさまるのか?実際におこなった道路族対策とその結果

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とげまるこ

雑記メモ~自身の近隣トラブル経験談まで、幅広く記事を書いていきます。よろしくお願いします。

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今回は、
道路族被害を約2年間経験したわが家が、
実際に行った道路族行為への対策とその結果
についてお話していきます。
今現在、
道路族被害にお悩みの方の参考になれば幸いです。

▼今の暮らしから抜け出すための一歩

道路族被害者

また道路族が出てきた…あーうるさい💢もう勘弁して💢!

そんな毎日を過ごす道路族被害者の方へ・・・
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直接注意はNG!?

わたしは、
道路族行為をやめさせるための方法として
直接注意することは得策ではないと思っています。

なぜこんなことを言うのか・・・
それは、
直接注意をすることが逆効果だと強く実感したある出来事があったからです。

直接注意することがNGだと感じたある出来事とは・・・

ある日の夜、
21時も過ぎ、あたりは真っ暗になっていたときのこと。

仕事から車で帰ってきた夫が、
分譲地の共有道路に差し掛かったとき、
スケボーに乗った道路族の子どもが死角から飛び出してきたんです。

速度を落として走っていたため、
急ブレーキをかけ、なんとか事故にはならずに済んだのですが、
これまで、わたしから道路族について色々と聞いていた夫は、
その場で強めに注意したんです。

「こんな夜遅くに危ないだろ!道路で遊ぶな!早く家に帰りなさい!!」
と。

その子はそそくさと家に入っていったのですが、
それから数分すると、
わが家のチャイムが鳴りました。

玄関を開けるとそこには、
先ほどの子どもの父親の姿が…

父親は顔を真っ赤にして、
「子どもに直接叱るなんて!!!
うちの前で遊ばせて何がいけないんだ!!!
うちの子が怯えてしまっているじゃないか!!!」

と怒鳴り始めました。

今回道路に飛び出してきた子供は、
道路族の中でも悪い意味でひときわ目立つ存在で、
この親子(基本的に普段は母親と子供)の日ごろの行いに対し、
わが家は数えきれないほどの鬱憤が溜まっていました。

なのでこちらもちょうどいい機会だと思い、

・今までうるさくて迷惑していたこと
・いつも道路で派手に遊んでいて危ないこと
・敷地に入ってきてわが家の物を壊していること

などを伝えました。

しかし、それを聞いた道路族の父親は、
「そんなこと聞いてない!知らない!」
「その場で言わないと分からないだろ!今更そんな前の話を持ち出してきて!」
といった感じで怒り狂っており、まったく話になりませんでした。

ちなみに、「その場で言わないと分からないだろ!」と言われましたが、
過去に何度も、わが家の敷地に入って騒いでいるのをその場でわたしが注意したことはありました。
その際には、ほぼ毎回母親も近くにいたのですが、敷地に入って遊ぶ行為が収まることはありませんでした。
そして、今回の注意で怯えてしまった(?)はずの子どもは次の日元気に道路で遊んでいました。

とまぁ、
直接注意すればこんな感じで、
こっちの心労が激しい割に、肝心の効果はと言えば・・・みたいなことが起きてしまうんです。

道路族と無縁の方はビックリするような話かと思いますが、
SNSを見れば、似たような話がゴロゴロ転がっています。

注意されて素直に反省できるような人は、
そもそも道路族行為をしていません。
だから、
どこの道路族でも同じような結果になるのは目に見えています。

道路族側が根負けするくらいに粘り強く注意し続ける覚悟がなければ、
直接注意することで道路族問題を解決できる可能性はないに等しいことだと私は思います。

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実際に行った対策について

警察への通報は効果があるのか

実は一度だけ警察への通報を試みたことがあります。

しかし、

事件や事故という程のことでもないのに110番していいものか…

と毎度躊躇をして、
なかなか通報できない日々が続きました。
そんなときに、
道路族がらみで警察に通報をしたことがある方のお話をSNSで読み漁ったことがあります。

そこには、
警察への通報により道路族行為が一時期減ったなんていう良い話もありましたが、
良くない話の方が目立っていました。

『警察が道路族側にかなり寛容で、たいした注意をすることもなく帰ってしまった!』
『警察に注意された腹いせに道路族から嫌がらせを受けるようになった!』

などといった内容です。

詳しい話しでは、
通報で駆け付けた警察官が道路族の子供に、
「うるさいおばさん(通報者のこと)が周りにいてお前らも大変だな~」とだけ言って帰ってしまったそう。
それによって、
警察から許されたと勘違いした道路族の行為がエスカレートしたとかなんとか。

担当してくれる警察にもよるのでしょうが、
こういう考えの警察に当たってしまえば元も子もない。
これなら通報しないほうがマシ。

そんなことを考えながら、
通報するかどうかを決めかねていたところ、
twitterであるつぶやきを見つけました。

正確な内容は忘れましたが、
「110番する前に、#9110ってのに掛けて道路族被害の相談に乗ってもらった」
といった内容でした。

#9110は、110番通報するかどうか微妙で緊急性を要しない案件を警察に相談できる番号のようです。
その方は#9110で、
親身になって相談に乗ってもらえたようで、
結果として通報することを決断できたようでした。

実際に#9110にかけてみた

通報するかどうか決めかねていた私は、
この話を参考に、ひとまず#9110へ相談してみることにしました。

電話したのは、仕事の休憩時間です。
電話先の相手は、かなり年配っぽい声の男性でした。

道路族の日頃の行いと迷惑行為の数々を詳しく話しました。

面倒くさがらず、かなり親身になって聞いてくれ、

「あなたの気持ちはよくわかる。」
「そういう相談は後を絶たないからね。」
「他人への配慮がない人はかなりいるからね。」
「いつでも相談してもらっていい。」

といったような優しい言葉をかけてくれました。

しかし、
本題の通報をした場合はどういった対処をしてくれるのか…といった話になると、

「とは言っても、やっぱり子供のすることだからね。
「可哀いそうだけど、どちらか一方の肩を持つということはできない。」
「ひとまず学校や町内会に相談してみたらどうか。」
「それでもだめならいつでも通報してもらっていいけど、『こういう内容の通報があったので来ました。』といった感じで注意をするくらいになると思う。やっぱり子供のすることだからあんまり強くはねぇ・・・
「まぁでも、定期的にパトロールをさせますね。」

といったような返答になりました。

返答の感じからして、
”あまりあてにしないほうが良いな…”と思い、
結局通報までには至りませんでした。

地域によって対応は違うでしょうし、
警察に通報することで良い方向に進んだ事例もあります。
通報を考えている方は、
一度#9110にかけてみてから判断しても良いかもしれません。

ちなみに、
#9110は通話料金がかかります!
相談のつもりでかけると意外と結構な時間話していることもあるので、
気を付けてくださいね。

あともう一つ余談ですが、
「定期的にパトロールをさせます」と言ってくれましたが、
私の知る限りでは1度も来なかったです。

学校へ報告することは有効か!?

道路族へストレスを抱いていた私以外の人物

実は、
わが家の周りの道路族の行いに頭を抱えていたのは、
わたしだけではありませんでした。

その方は、
同じ分譲地内に住む方ではないのですが、
塀を挟んだわが家のお隣さんです。

お互い犬の散歩のときに知り合い、
会えば軽い会話をする仲となりました。

奥様の家もまた、
わが家の分譲地内で遊ぶ道路族の声が家中に鳴り響いているらしく、
「大学受験を控えた息子の勉強の妨げになっていて困る」といった話をよく聞いていました。

突然静かになった道路族

あるとき急に、
1週間ほど道路族が静かになったことがあったんです。

正確に言えば、
何人かの道路族はちらほら外にいて、
遊んでいる子供の声も聞こえてはいたのですが、
いつもより格段に騒音レベルが下がったのです。

不思議に思い様子を見ているうちに、
気づいたことがありました。

道路族の中でもひときわうるさく、
毎日親子そろって大騒ぎをしていた3軒の親子(総勢7人)が出てきていないことに。。。
(そのうちの二人は、先ほど直接注意した話で出てきた子供とその母親です。)

そのときは、
「コロナにでもかかったかな…」
なんて考えていました。

結局それから1週間ほど経つと、
いつも通りに戻ってはいたのですが、
かなり珍しいことだったので、
私の中でどこか記憶に残る出来事となったのです。

その真相は・・・・

その後しばらくしてその真相が明らかとなりました。

それは、
犬の散歩時に久しぶりにお隣の奥さまとお会いしたときのこと。
奥様が言ったのです。

「一時静かになったけど、あっという間にまたうるさくなったねー。やっぱあの人たちには何しても無理っぽい。」

なにやら
あの謎の一週間のことを知っているかのような口ぶりだったので、
何か知っているのかと尋ねてみたのです。

すると奥様が、
小学校に相談したということを教えてくれました。

どうやら、
例の3軒の家の小学生(全員同じ小学校)の学校に電話をし、
名指しで、彼らとその保護者(親)たちの騒音にとても悩んでいるということを相談したようでした。

対応してくれたのは、
男性の生徒指導の先生だったそうで、
とても感じが良かったそうです。

「すぐに指導いたします。」
と言ってくれたそうで、
次の日から、その3軒の道路族親子が出てこなくなったようです。

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結局のところ・・・

わが家の周りでは、
『小学校に連絡して先生方に指導してもらう』のが一番効果的でした。

といっても、
1週間程の効果でしたが・・・。

道路族によって効果はまちまちでしょうが、
少しでも今回の話が道路族にお困りの方のお役に立てればうれしいです。

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