木嶋佳苗はなぜ人気!?男性たちを虜にする彼女の魅力や現在の彼女について解説
木嶋佳苗(きじま かなえ)は、いわゆる「婚活詐欺殺人事件」で注目された人物です。
木嶋佳苗が世間から注目を集めた理由の一つに、“決して美人な見た目ではないのに、なぜか男性に人気だった”という点にあります。
今回は、木嶋佳苗はなぜモテるのか、さらに事件についてや現在の彼女について、詳しく解説していきます。
どういう事件を起こした人か
木嶋佳苗は、2007年(平成19年)から2009年(平成21年)にかけて発生した連続不審死事件の犯人です。
彼女は、複数の男性に対して結婚を持ちかけ、金銭をだまし取るという手口を繰り返していました。
事件の発覚
2009年、埼玉県で一人の男性が車内で死亡しているのが発見されました。死因は一酸化炭素中毒でしたが、自殺にしては不審な点が多く、警察の捜査が始まりました。
木嶋佳苗の逮捕
捜査の結果、被害者は木嶋佳苗という女性と交際しており、木嶋には他にも複数の愛人がいることが判明しました。さらに、これらの愛人の何人かも不審な死を遂げていることが分かりました。(関係した6人の男性が死亡し、そのうち3人は練炭による不審死とされています。)
警察は、木嶋が結婚を装って男性からお金を騙し取っていたと断定し、詐欺容疑で逮捕しました。
複数の容疑で逮捕・起訴
その後、木嶋は複数の男性からお金を騙し取っていたとして、何度も逮捕・起訴されました。また、一部の男性を殺害した容疑でも逮捕され、裁判にかけられました。
事件発覚前の木嶋佳苗の暮らしぶり
彼女は出会い系サイトや婚活サイトで知り合った男性たちと肉体関係を持ち、1億円を超える金額を貢がせていました。
木嶋は、彼らから得たお金で高層マンションの最上階に住み、ワインレッドのベンツを運転し、高級料理学校「ル・コルドン・ブルー」に通っていました。
もっと可愛くなったらもっと稼げる?とか思いがちだけど木嶋佳苗はこの見た目で複数の男から1億円以上貢がれてたから外見を言い訳にできないことに気づいてしまった pic.twitter.com/EkgSioYlao
— 夜のオンナ (@yoru_onna3) August 1, 2024
なぜモテるのか?
1. 美しい所作と優雅さ
木嶋佳苗の所作は非常に美しく、座り方や涙を拭く仕草一つ一つが女性らしく、上品で優雅だとされています。
彼女の振る舞いからは、自然と魅力が溢れ、周囲の男性を引きつける力があったようです。
木嶋佳苗のセルフプロデュースは2つの柱がある 1つは自信に満ちた振る舞いと気の利いた所作で「この人がブサイクに見えている自分の感覚がおかしいのでは」と思わせる戦略 もう1つはそんな高い能力を持ちながらも容姿ゆえに評価されない彼女の価値を俺だけは知っているという優越感を抱かせる戦略
— DJあかいbot (@aka1you2) January 5, 2021
2. 魅力的な声
木嶋はその声も魅力的で、「鈴を転がすようなきれいなソプラノ声」と絶賛されています。
美しい声は、相手に特別感を与え、心に残る印象を残します。
このような声の持ち主であることも、男性を惹きつける一因です。
木嶋佳苗はめちゃくちゃ声が可愛いらしい pic.twitter.com/IsZl42gGzY
— umiyasu🍉 (@kome_ga_tabetai) April 5, 2024
3. 手紙の文字の美しさ
木嶋の字は非常にきれいで、その美しさが男性に強い印象を与えました。
木嶋佳苗は字がめちゃくちゃ綺麗 pic.twitter.com/jiwfmP3DQf
— パパはオムライス (@kintamadaisuki3) November 12, 2023
4. 料理の腕前
木嶋の料理の腕前も、男性を魅了する要素の一つです。
特に、彼女が料理がとても得意のようで、同居したことのある男性は「彼女の料理の味が忘れられない」と語っていました。
男性たちに貢がせたお金で「ル・コルドン・ブルー」という高級料理学校に通った事実は、彼女の料理に対する真剣さやこだわりを物語っています。
料理の腕前と同時に、そうした自己投資が彼女をより魅力的に見せたのでしょう。
木嶋佳苗さん男性が喜ぶことを良く理解し気遣いもできる。料理上手で落ち着いた見た目に仕草が上品。別の世界でそういう才能を善良に使えばよかったのに。
#世界仰天ニュース— いさお (@5_howtn) April 6, 2021
5. 社交的で人たらし
木嶋佳苗は、男性が抱える孤独感や承認欲求、愛情への飢えを巧みに察知し、それに応じて自分が理想的なパートナーであるかのように振る舞うことが出来ました。
また、会話の才能を駆使して、男性の心を開かせ、共感を示すことで依存させました。相手の思考や感情を巧妙に操り、まるでマインドコントロールのように男性たちを支配していたと言えるでしょう。
某週刊誌に連載中の木嶋佳苗の読み物が面白い。関わる人たちが死刑囚である彼女に引きつけられる、ある意味“人たらし”の部分に興味津津。で、積読中の「BUTTER」を読み始める。
最近、読書会で出会った「いくつもの週末」 今の私にはキラリと光った一冊。夫婦について考える。 pic.twitter.com/t9fpuldi8q— ゆきちゃん (@pickled_girl) October 12, 2024
現在は何している?
1. 刑務所生活
2021年(令和3年)9月20日時点で、木嶋(I姓に改姓済み)は死刑囚(死刑確定者)として、東京拘置所に収監されています。
2. 執筆やSNSについて
木嶋佳苗は、獄中で手記や小説を執筆し、2015年には小説『礼讃』をKADOKAWAから出版しました。
また、2014年1月からは、彼女が拘置所で書いた内容を支援者がブログとして更新しており、最後の更新は2018年5月に「ラブリー」というタイトルのエントリが配信された時点です。
3度の獄中結婚も…
木嶋は獄中結婚を繰り返しており、2018年1月には、3度目の獄中結婚を『週刊新潮』のデスクの男性Aさんと行ったことが報じられました。
ちなみに、お相手のAさんは木嶋佳苗の「遺言手記」を担当していたようで、木嶋のブログ「木嶋佳苗の拘置所日記」にも“王子”として登場していました。
当時のAさんは妻子持ちで、木嶋と結婚するために離婚したというから驚きです。
まとめ
モテる理由は、ただの見た目にとどまらず、優れた会話術や美しい所作、魅力的な声、そして料理の腕前にあります。彼女は男性が抱える孤独感や承認欲求を巧みに操り、理想的なパートナーとして振る舞いながら、相手の心を完全に支配していったのです。
事件後も彼女の魅力は衰えることなく、現在も獄中で執筆活動を行うなど、注目を集め続けています。また、獄中結婚を繰り返すなど、意外な形で彼女の「特別感」を維持し続けています。木嶋佳苗の人生は、彼女の持つ人を惹きつける力や魅力がいかに強力であったかを物語っており、その姿勢は多くの人に衝撃を与えています。
彼女の生き様は、まさに「魅力的で危険な女性」がどれほど強力な影響力を持つのかを示しており、今後もその動向に注目が集まることでしょう。