今回は、
引越し業者の一括見積りサイトを利用したときのお話と、
相見積もりで起こったエピソードをお話します。
引越しの一括見積りを利用してみた
家の売却が無事終わり、
引越し先の賃貸マンションも決まり、
夢にまで見た住み替えに向けて引越し業者に見積もりをとることにしたわが家。
少しでも費用を抑えたかったので、
相見積もりをして一番安い業者にお願いしようということになりましたが、
業者一軒一軒に電話をするのがめんどくさい・・・・
ということで、引越し一括見積もりサイトを利用しました。
わが家が利用した引越し一括見積サイトは、引越し侍です。
利用してすぐに、
大手引越し業者2社から立て続けに電話がありました。
それから1時間後には、地元で有名な地域密着型の引越し業者からの電話、
さらに1時間後にまた別の引越し業者からの電話が1件と、
さらにさらに、他の引越し業者から概算見積もりのメールが1件ありました。
一括見積りと聞くと、
たくさんの業者から電話がかかってきたり、
しつこい営業をされそうなイメージでしたが、
それ以降特に連絡が来ることもなく、心配するほどの量ではありませんでした。
結局、
昼頃に一括見積りの依頼をかけてから、
その日の内に計5社の引越し業者から大まかな見積もり額とアポ取りの連絡が来ました。(電話4件、メール1件。)
しかし、いくら費用を抑えたいとはいえ、
連絡をくれた5社すべてに詳しい見積もり取りに来てもらうのは面倒臭いので、
最初に電話をくれた3社のみ見積もりのアポを受けました。
その他2社には、
「もうお願いする業者さんが決まりました。」
といって適当にお断りしました。
ちなみに、
電話口の相手はすべて女性で、おそらく電話オペレータの方だったのではないかと思います。
そんなこんなで
見積もりに来てもらう日程が決まりました。
見積もり日は、
3社すべて同日で、
13:00~最初に電話をくれたパンダがシンボルマークの大手引越し業者(以下パンダさん)
14:00~二番目に電話をくれた芸術的な名前の大手引越し業者(以下芸術さん)
16:00~三番目に電話をくれた地元密着型引越し業者さん
となったのでした。
同席での相見積もりを提案される
見積もりを明日に控えた日の夕方頃に、
一本の電話がありました。
芸術さんからの電話でした。
男性の声で、当日見積もりに来られる方からの電話のようでした。
電話の内容は、
●ほかに見積もりをお願いしている業者さんはいるか?
●見積もりをするのは僕らが一番最初か?
ということでした。
他に2社、見積もりをお願いしていることと、
午前中にパンダさんが先に見積もりに来ることを伝えると、
芸術さんからこう言われました。
「パンダさんの見積もりに同席させてもらえませんか?」
突然のお願いに驚きました。
なんとなくパンダさんに悪いので、
何度も断りましたが、
「2社同時に見積もりを呼ぶことは悪いことではないですよ!」
「同時にやったほうが、早く済みますよ!」
「みんな同席で見積もりしてますよ!」
と全くひかないし、
電話を切らせてもらえないしで、
渋々承諾することに。。。
同席についてパンダさんの反応
そんなこんなで見積もり日当日。
約束の時間より1時間ほど前に
パンダさんから「本日はよろしくお願いします」といった旨の電話がありました。
その際に
「芸術さんからどうしてもとお願いがあって・・・・」
と昨日のことをお話しすると、
先ほどまでとても明るい口調だったパンダさんの声が一転。
電話腰でも伝わる嫌そ~~~な声で、
「そうですか・・・
芸術さんはいつも見積もりの時に同席しようとしてくるんですよ・・・・・
でもまぁしょうがないです。。。
分かりました。。。」
と。
違う人に変わったのかと思うくらいに声色とテンションが変わったので、
とても申し訳なく感じました。
同席での相見積もりの様子
約束の時間が近づき、
まず先にやってきたのは芸術さんでした。
芸術さんは20代前半くらいの若い男性で、
元気ハツラツ!といった感じの方でした。
芸術さんと挨拶を交わしているとすぐに、
パンダさんもやってきました。
パンダさんの方は、30代後半くらいの落ち着いた感じの男性でした。
芸術さんとパンダさんは顔見知りだったようで、
「また会いましたね・・・」
みたいな会話をしていました。
聞いたところ、
二人は何度も見積もりで同席したことがあるようです(苦笑
引越し先にもっていく家具や家電一式をひと通り確認した後、
二人はそれぞれ見積書を作成しはじめました。
わが家は、
引越し先の賃貸に入りきらない家具を一時的に預かってもらおうと考えており、
家財預かりサービスとやらを利用したい旨を二人に伝えることに。
すると、
パンダさんはその場でそのサービスの金額を見積もることが出来るようでしたが、
芸術さんは上司の確認がいるようだったらしく・・・
芸術さん「いったん持ち帰らせてもらっていいですか?上司に確認次第すぐに見積金額を連絡させてもらいますね!!!」
と言い、パンダさんより先に帰ってしまいました。
そこからはパンダさんの独壇場。
想像していた金額より全然安い見積額だったこと、
希望していた日程で引っ越せること、
パンダさんの話が上手かったことなんかもあり、
芸術さんの連絡を待つことなく、あれよあれよとパンダさんにお願いすることが決まってしまいました。
帰り際には、
「段ボール持ってきてますんでもうお渡ししときますねー!」
と、大量の段ボールを置いていってくれたパンダさん。
契約できることを確信していたかのように準備万端なパンダさんだったのでした。
「ありえね~」な態度に啞然
その場でパンダさんに決まってしまったので、
見積もりをお願いした芸術さんと地元の引越し業者さんにはお断りの連絡をしなければなりません。
地元の引越し業者さんにはすぐにお断りの電話をしたのですが、
芸術さんは「すぐに電話します!」と言っていたし、
電話がかかってきたときに断ろう・・・ということで電話を待つことに。
しかし、1時間待てど、2時間待てど、3時間待てど連絡は一向にありません。
いよいよ日が暮れそうなのでこちらから電話することにしました。
するとビックリ仰天な対応をされることに・・・
その時の電話がこんな感じ⇩
芸術さん「あぁ・・・・え・・・・・・・なんですか?」←めっちゃ拗ねた子供みたいな感じで言われた。
私「見積もり額を連絡してくれるって話だったと思うんですけど・・・」
芸術さん「え・・・・どうせ・・・・・・・どうせパンダさんのとこで決まってるんでしょ・・・・・え?違うんですか?・・・・」←めっちゃ拗ねた子供みたいな…(同上)
私の心の声((えー、そうだけれども!当たってるんだけれども!))
私「あ、そうなんです。なので、一応お断りのご連絡をと思ってお電話しました。」
芸術さん「・・・・あぁ、そうですか・・・・ですよね・・・・だと思いました・・・・・・・」←大拗ね
私「連絡が遅くなってすみません。それでは失礼いたしm」
ブツッ
言い終わる前に切られました(苦笑
終始、おもちゃを買ってもらえなくて拗ねてる小学生くらいの男の子みたいな話し方で唖然としました。
小さな子と話している気分だったので、怒りの感情すら湧いてきませんでした。
おそらく、
いつもパンダさんのほうにお客さん取られてるんだろうな・・・と思ってしまいました。
彼の中ではパンダさんに負けたのを察して、わが家を去った段階で終わった話だったんでしょう。
ちょっと、いや、かなりおったまげた出来事となりました。
皆様も、引越し依頼の際にはお気をつけください?
2軒目の家づくりについても更新していきます!