待てど暮らせど現れない内覧者
5組目の内覧希望が来たのは、前回の内覧から1週間後のことでした。
岡田さんが紹介してくれたお客様です。
内覧日は平日を希望されており、
今回ははじめて、内覧者の方から時間を指定されました。
指定された時間は12時30分。
私は、時間を指定するときは基本的にお昼ご飯の時間帯を避けていたので、12時30分チョイスは意外に思いましたが、
もちろんチャンスを逃さないためにも、その時間を空けてスタンバイ。
昼食も取らずに約束の時間まで念入りに掃除をしていました。
そして、約束の時間の2,3分前。
岡田さんから着信が。
岡田さん「すみません。もうちょっと待ってもらえますか。遅れます。」
私「わかりました。何時頃になりそうですか?」
岡田さん「実は、こちら(不動産屋)で合流して、僕の車でそちらに向かう約束だったのですが、まだこちらにお客様が来られてないんですよ(×_×;)連絡したら、今家を出たとのことで(汗」
内覧者が不動産屋に着いたら、出発する頃にまた連絡するとのことで、
電話をいったん切りました。
空き家ならまだしも、
居住中の家を内覧するのに遅刻するのは失礼だろ・・・(空き家でも基本だめだけど・・・)
ましてや、向こうが指定した時間なのに・・・
なんて思いながら待っていましたが・・・
10分…20分…待てど暮らせど、連絡はありません。
ようやく岡田さんから連絡が来たのは、13時を過ぎた頃でした。
岡田さん「すみません。今来られたので、すぐにそちらに向かいます。」
不動産屋から私の家までは、早くても車で15分はかかります。
この時点で、すでに私は腹が立っていましたが、
岡田さんの本当に申し訳なさそうな声と、
もしかしたらやむを得ない事情があったのかも…と思い、
「わかりました。お待ちしております。」
と言い、待つことにしました。
約1時間の遅刻の末ようやくご対面
内覧者がわが家に着いたのは、13時30分頃、
約束の時間から約1時間も経過していました。
いつもなら家族構成等、聞かなくても事前に教えてくれる岡田さんですが、
今回は特に何も聞かされていませんでした。
どんな人が来るのか…と内心イライラしながら玄関を開けると
40代くらいの女性と、60代くらいのその母親らしき人がそこにはいました。
全体的に暗めの印象の二人。
当然遅刻したことに関して謝罪の一言くらいあるかと思っていましたが・・・
わたしに目も合わさず、
”お邪魔します”とボソッと言い、
ふたりとも遅刻したことには触れることなくわが家に入っていきました。
失礼な内覧者の言動
遅刻しても一言の謝罪もない第一印象最悪の内覧者2人。
その後も期待を裏切ることなく、次々失礼な言動をしていきます。
「2階にトイレっている?」
「ここの壁紙派手ね」←目を凝らして見ればやっと気づくような幾何学模様が入った壁紙だった
「この階段急で怖いわね」←標準的な階段です・・・
「やっぱり平屋がいいわね」
親子そろってボソボソと二人で話しているのですが、
わが家を貶している声が普通に聞こえてくる(-“”-)
わが家のフォローをするべく話に割り入ろうとする岡田さんに反応することもなく、終始二人だけの世界で内覧は終わりました。
人それぞれ好みがありますから、
「この家はないな」と思われることはしょうがないことだとおもいますが、
売主(家主)が近くにいるのに、
思ったことをなんでも口にしてしまうのはいかがなものでしょうか・・・。
あと普通に、堂々と遅刻するのはアカーン。