突然入った一本の連絡
迷惑親子の内覧が終わったその日の夕方ごろ、岡田さんから電話が来ました。
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「急ですが、明日の午前中に内覧をしたいというお客様がいまして・・」
希望をしてくれた今回のご夫婦は、
共働きでお互い仕事が忙しいらしく、
カレンダー通りの休みがないため、明日しかないとのこと。
かなり急でしたが、特に予定もなかったのでOKすることに。
前回と対照的な内覧者に感動
8回目の内覧は、生憎の雨(と言いたいところでしたが、道路族が出てこないので本当は嬉しかった)。
内覧の日に、雨が降るのは今回が初でした。
内覧者は、姉さん女房でしっかりした美人の奥様と、優しそうな雰囲気のご主人でした。
お子様が1人いるようでしたが、今回はご両親のところへ預けて夫婦2人で来られたそう。
昨日の内覧者のこともあり、
お子様を預けてこられる配慮に感動していたら、さらに、
「昨日突然お願いしたのに、本日はありがとうございます。」
と、手土産までいただきました。
そしてそして、スリッパまで持参。
なんてできる奥さまなんだ!と、これまた感動しましたが、
あとから聞いた話によると、
岡田さんが、前回の迷惑な内覧者について、
「かくかくしかじか、こういうことがありましたので、ご両親等にお子様を預けられるようならそうしていただいて、もし無理ならしっかりお子様を見ていただくようにお願いします。」
みたいなことを、今回の内覧者に伝えてくれていたようです(汗
相当気を使わせてしまったんだろうなと申し訳なくなりました。
内覧中は、淡々と部屋を見ていくご夫婦。
特にこれといった手ごたえもなく、あっという間に内覧は終わってしまいました。
今回もダメだろうなーと既に諦めモードの私。
8回目にもなると、『もしかしたら・・・』なんて淡い期待も抱かなくなっていました。
内覧者と岡田さんを見送ったあと、
肩を落としながらリビングに戻ろうとしたら、
見覚えのないスリッパが玄関に置いたままになっているのを見つけました。
おそらく岡田さんの持ってきたスリッパだったので、
”スリッパ忘れてますよ~”とメッセージを入れることにしました。
まさかまさかの急展開
メッセージをして10~20分くらいたった頃、岡田さんから電話が来ました。
『はいはい、スリッパのことね~』と思いながら電話に出ると、
「先ほどのお客様が購入を希望しています。」
完全にスリッパのことについての電話だと思っていた私。
言葉の処理が追い付かなくて、もう一度聞き返してやっと理解しました。
8回目の内覧にしてついに、
わが家の購入希望者が現れたのです。
これで一安心・・・・と思ったのも束の間、
この後もわが家にはまだまだ試練が訪れるのでした。
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